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丸山アレルギークリニック

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<目次>

001-新着情報

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100-診察科目別説明

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300-独自の療法

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500-食

700-用語集

800-その他


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タバコは害が多い

家族が吸っているタバコの副流煙でアトピー性皮膚炎が悪化する。タバコに含まれるニコチンやタール、ベンツピレン、ニトロソアミン、キノリン、ヒドラジン、O-トルイジン、ポロニウムなどは、高発ガン性物質ですが、ガンだけでなくアトピーの原因になるなど、いろいろな面で健康を阻害することが解っています。しかもタバコの副流煙を吸うことは、自身がタバコを吸うよりも数倍毒性が強いということです。つまり、本人が数直接喫煙より、他人に吸わされる方が、ニコチン及びタールは2~3倍、ニトロソアミン100倍以上、アンモニア46倍、ベンツピレン3.4倍、一酸化炭素4.7倍、窒素酸化物3.6倍です。もらいタバコは数倍から数100倍怖い。またタバコは薬効を半減させますので、本人がタバコを吸う場合には、せめて薬を服用する30分前と30分後は、タバコは吸わないことです。

心のストレスはかゆみの原因

ストレスを発散することは、少年期から青年期のアトピー性皮膚炎の患者さんにとって、大変重要なことです。アトピーの患者さんは、ストレスが生じてくると、それほどに炎症が強くないのにも関わらず、掻いてしまいます。皮膚を掻くことでイライラが減り、ストレス発散になるからです。しかし皮膚を掻くことでばい菌がついたり、炎症が強くなって症状を悪化させることもありますから、掻く以上の面白い興味のあることで気分転換していくほうが良いと思います。
また、趣味をお持ちの方は、ストレス発散の効果や自律神経の調節の面でも大切だと思います。親でも友達でも兄弟でも、心を許せる対象を持つことも大切です。

<痒いときの注意>
①局所を冷やすかあたためる。ラップの上から冷やすと清潔で良い。案外あたためるといいときもある。
②部屋の温度を下げる。窓を開けて冷たい空気を入れた後閉める。
③夜、乾燥して痒い時、冬の暖房で乾燥の強い時には加湿器を用いる。
④気分転換をする。
⑤皮膚への刺激を減らす。(肌着は木綿へ。爪は短く。掻くときは服の上から。指先を消毒してから掻く。洗濯のすすぎを十分に。)

アレルギーを起こしにくくする薬を選びます。

アレルギーを起こしにくくする抗アレルギー剤を選びます。本人に合ったものを選びます。
抗アレルギー剤は保険適用しても高価なものが多いので、最初は出さない場合があります。
抗アレルギー剤の中には眠くなるものもあり、車を運転する時は服用しないでください。

腸の中の細菌・カビを体に良い細菌・カビにするために

胃腸の粘膜にミクロの傷をつけないように腸内環境を整えるのには、乳酸菌や漢方や麹を利用しましょう。

人の腸の中にはビフィズス菌や酪酸菌や乳酸菌などの身体に有益な細菌やいろいろな種類の細菌が住んでいます。もちろんその他に、悪玉のカンジタという真菌(カビ)もいますし、麹菌という善玉カビもいます。これらの細菌やカビが腸の中でバランスをとっている状態では病気は起こりにくいのですが、カンジタの好物である白砂糖やアルコール、お酒やみりん、肉食などを摂りすぎると、カンジタ菌や悪玉細菌などが繁殖して病気が発生しやすくなります。



カンジタ菌は毒素を出して人の免疫を低下させたり、胃腸の防御機能である粘膜に穴をあけて、アレルギーのもととなる異物を侵入しやすくしたりします。異物以外にも、腸が炎症を起こすと、本来は便として排泄されるべきスカトロフェンなどの毒素や腐敗物が腸から再吸収されて、全身に回ることにもなります。

また、便秘で排泄物が腸の中に長い間あると、毒素の再呼吸が起こります。健康にいいというものを適量以上に食べたり、化学物質や薬を長期に服用しても、腸の粘膜が傷つくことです。漢方も頻度は少ないですが、同様の事が起こりうると思います。症状が変わったら、一旦1~2日間中止して再び始めるか、もう一度薬を決め治す必要があることもあります。

近畿大の報告ですが、アトピー性皮膚炎の人の腸を大腸カメラで調べてみると、アトピー性皮膚炎ともいえる腸炎が高確率でみつかったといいます。また小建中湯や大建中湯や桂枝加芍薬湯などの腸の機能や細菌の調子を整える漢方で意外にも改善してしまう、などを考えるとカンジタ・最近対策は大事と思われます。また腸の中に悪玉菌が多いと皮膚に有効なビタミンが作られなかったりします。自分の腸内細菌・真菌がバランスをとっているかどうかは便秘したり、下痢しないかをどうかに気をつけてみるとわかります。便秘やゆるい便の人は、腸内の細菌が病原大腸菌や善玉真菌(カンジタ菌など)になっていることがあります。乳酸菌製剤やラフィノースや麹味噌。麹そのものを食べたり飲んで改善させましょう。ナイスタチンのような腸のカンジタ菌などを減らす薬を服用してもらうのではなく、麹味噌を食べたり、麹そのものを食べたり飲んだりして改善させましょう。

麹菌療法は本当にアトピーによく効きます。その他のカビの増殖を抑える食べ物としては、ニンニクやドクダミやハーブ茶、漢方薬などがあります。

皮膚をきれいに戻すビタミンや油を選びます。

ビオチン(ビタミンH)は皮膚の再生を促すビタミンです。
アトピー性皮膚炎の患者さんはビオチンが不足または相対的に欠乏(正常人の半分)しており、ビオチンを飲むことでアトピー性皮膚炎が改善します。特に漢方の飲めない乳児の皮膚炎では、ビオチンとビオチンを作る腸内細菌を増やすため、ミヤBMやビオフェルミンなど乳酸菌製剤を飲むことだけで改善する場合も多くあります。ビオチンの多い食べ物はローヤルゼリーやビール酵母、米麹などがあります。ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンA群が不足しても皮膚炎は悪化します。夏至やカボチャを始めビタミンを十分に摂りましょう。ビタミンのうち、ビタミンCとB2を十分に摂る必要がありますが、ビタミンB2はビタミンコンプレックスを1日2個朝夕に摂るといいでしょう。

アレルギー対策にはシソ油や魚油を用いましょう。魚油やフィッシュオイル(EPA/DHA)で知られるいわしの油ですが、アレルギーを改善させます。魚油はアトピーの人には保険は効きませんが、サプリメントで買っても1月分700円位で購入することが可能です。目安は、飲んで湿疹が出ないかみながら服用してください。2歳までは1日1個、3歳から7歳までは1日2個、7歳から10歳までは1日3個、それ以上は1日4個服用しましょう。

一方でリノール酸が多い大豆油やサフラワー油、なたね油、マーガリン、マヨネーズやドレッシングはさけてアルファリノレン酸が多く含まれている亜麻仁油やシソ油にしましょう。

ミネラルを多く摂るため、砂糖や塩は精製しないものを使用します。マグネシウムやカルシウム、亜鉛などの不足もアトピーの原因になります。
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