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アトピー性皮膚炎は皮膚だけの問題か?

アトピー性皮膚炎をはじめ多くの皮膚病は、皮膚自体に症状が出ていることは間違いないのですが、「皮膚は内臓の鏡」というように、皮膚の問題以外の多くの原因が積み重なって発病します。
たとえば肺や腎臓、肝臓、胃腸などの機能異常が原因となります。アトピー性皮膚炎の人の中には原因不明の視力障害や原因不明の発熱、リンパ節の腫れ、肝機能障害や逆流性食道炎、気管支喘息などを並行して起こす方が非常に多いからです。現代医学的には、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎といって区別されていますが、本来根本は一緒で、内臓の以上が皮膚に現れればアトピー性皮膚炎、気管支に現れれば気管支喘息、鼻に現れればアレルギー性鼻炎と言っているのに過ぎないのです。

治りにくい皮膚炎の増加

アトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎(あわない化粧品や軟膏でなる皮膚炎でいわゆるカブレ)にかかる方が、最近非常に増えています。それも幼小児のアトピー性皮膚炎の再発ではなく、成人して初めて突然発症した人が増えています。
皮膚科では、抗アレルギー剤やビタミン、それにステロイド軟膏を中心とした軟膏療法で治療しますが、それだけではなかなか完治しない場合が多々あります。
なぜ、このような治りにくいアトピー性皮膚炎が増えてきたのでしょうか。それは、アトピー性皮膚炎をおこす原因が、昔と違って多岐にわたっているからです。


<多岐にわたるアトピー性皮膚炎の原因>

アトピー性皮膚炎が、軟膏治療や抗アレルギー剤といった従来の治療でよくならなくなったのには理由があります。

①食生活の変化
原因として最も重要なのが、食生活の変化です。ここ数十年で日本人の 食生活は和食中心から 西洋的な食事に急激に変わっていきました。そして急にこれまで食べ たことのないような多くの種類の食材を摂るようになりました。
しかし、私たちの胃や腸や腸内細菌といった、食べ物を消化吸収する側は、それに対して迅速 に対応することができなかったのです。その結果、完全に消化できないものや、老廃物があふれ、それがリンパ管を通じて全身の皮膚に運ばれていってアレルギー症状を引き起 こすようになったのです。


②お菓子や嗜好品
食生活の変化と関係がありますが、お菓子などの嗜好品にも問題があります。お菓子などの嗜好品は、腸内にカンジタ菌などの悪玉真菌や、病原性大腸菌を増やし、ビフィズス菌などの善玉菌を減らしていく方向に働きます。実際にお菓子をやめて、アトピー性皮膚炎が完治した人がそのことを作文に書いてくれたほどです。


③電磁波障害が難治性アトピー性皮膚炎を生んだ!
ここ数十年で著しく変わったのは、電気製品の種類と多さです。昔は一家に一台のテレビも今日では各家庭に2~3台あり、形態やパソコンの普及で家庭の消費電力も数倍に膨れ上がっています。そのため、電磁波障害がほとんどの家庭で起き始めています。アトピー性皮膚炎の原因が電磁波によるのかどうか知る方法は簡単です。家のブレーカーを消して一週間過ごしてみてください。湿疹やかゆみがきっと減りますよ。

<当院の治療方針>完治までの道のり!!

アトピー性皮膚炎に対しては、「風邪にはパブロン」というような特効薬的な治療は現時点ではありません。というのも、一口にアトピー性皮膚炎といっても、人により原因がさまざまで、効果を示す治療方法も人によっていろいろだからです。さらに難治性のアトピー性皮膚炎は、一つの原因から起きてくるものではなく、複数の原因が重なって形作られているものだからです。そのため、アトピー性皮膚炎を完治させるには多方面からのアプローチとオーダーメイド的な治療が必要となってきます。


<当院の治療方針>
●副腎皮質ホルモン(ステロイド)はなるべく使用しない。または減らしていく。
ステロイドは急性増悪ややむをえない時に使用する。

●食事指導、必要ならば除去食とは異なる、化学物質除去食を行う。

●自然治癒力を損なわないように漢方・ビタミン療法をはじめ、レーザーによる星状神経節ブロックや腸内細菌を整えるプロバイオティクス療法や有害電磁波除去療法、整体など、そのときそのときの症状に応じて組み合わせ併用治療する。

当院のアトピー性皮膚炎の治療法

当院独自のアトピー性皮膚炎の治療法を表にまとめました。
各治療法については、また別にご説明します。

PDFファイルはこちらから
アトピー性皮膚炎の治療法

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添付ファイルの閲覧方法
-------------------

添付ファイルをご覧になるためには、対応したアプリケーションソフトが
必要です。下記の方法をご参照ください。

●PDFファイルの場合
「Acrobat Reader」が必要です。お持ちでない方は、Adobe(アドビ)社のホームページで無料配布されていますので、下記のリンク先から説明に従ってダウンロードし、インストールを行ってください。

Acrobat Readerのダウンロード(別ウィンドウで開きます)

日本皮膚科学会「アトピー性皮膚炎の定義・診断基準」

近年、増加している疾患である。原因としてはチリダニ、食物などが挙げられているが、それらだけでは説明できない場合も多い。全人口の3~10%といわれる。軽症例では乾燥肌のみが症状であることがあり、アトピー皮膚(atopic skin)と呼ばれる。
白内障や網膜剥離を起こすことがある。



日本皮膚科学会「アトピー性皮膚炎の定義・診断基準」
アトピー性皮膚炎の定義(概念)
 「アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰り返す。搔痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ」

アトピー素因:
①家族歴・既往歴(気管支喘息・アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちいずれか。あるいは複数の疾患)または
②IgE抗体を生産しやすい素因

アトピー性皮膚炎の診断基準
1.掻痒

2.特徴的皮疹と分布

①皮疹は湿疹病変
●急性病変:紅斑、湿潤性紅斑、丘疹、漿液性丘疹、鱗屑、痂皮
●慢性病変:浸潤性紅斑、苔癬化病変、痒疹、鱗屑、痂皮

➁ 分布
●左右対側性 後発部位:前額、眼囲、口囲、口唇、耳介周囲、頸部、四肢関節部、体幹
●参考となる年齢による特徴
   乳幼児:頭、顔にはじまりしばしば体幹、四肢に下降
   幼小児期:頸部、四肢屈曲部の病変
   思春期・成人期:上半身(顔、頸、胸、背)に皮疹が強い傾向


3.慢性・反復性経過(しばしば新旧の皮疹が混在する):乳児では2ヶ月以上、その他では6ヶ月以上を慢性とする

上記1.2および3の項目を満たすものを、症状の軽量を問わずアトピー性皮膚炎と診断する。そのほかは急性あるいは慢性の湿疹とし、経過を参考にして診断する。


除外すべき診断
 ●接触性皮膚炎
 ●脂漏性皮膚炎
 ●単純性痒疹
 ●疥癬
 ●汗疹
 ●魚鱗癬
 ●皮脂欠乏性湿疹
 ●手湿疹(アトピー性皮膚炎以外の手湿疹を除外するため)

診断の参考項目
 ●家族歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎)
 ●合併症(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎)
 ●毛孔一致性丘疹による鳥肌様皮膚
 ●血清igE値の上昇

臨床型(幼小児期以降)
 ●四肢屈側型
 ●四肢伸側型
 ●小児乾燥型
 ●頭、頸、上胸、背型
 ●痒疹型
 ●全身型
 ●これらが混在する症例も多い

重要な合併症
 ●眼症状(白内障、網膜はく離など)、特に顔面の重症例
 ●カポジ水痘様発疹症
 ●伝染性軟属腫
 ●伝染性膿痂疹
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